【シルクスクリーン・転写・インク】Tシャツプリントの代表的な印刷方法まとめ

オリジナルのプリントTシャツを作成する前に、知っておくべきことの一つが「Tシャツプリントにおける印刷方法」です。今回は、Tシャツプリントの代表的な印刷方法として、シルクスクリーンプリント・転写プリント・インクジェットプリントの3つの印刷方法について詳しく紹介します。

印刷方法の種類について知っておくことで、思い描くプリントTシャツにぴったりの印刷方法を選択できるようになりますし、大満足の1枚に仕上げることができるはずです。これからはじめてプリントTシャツ作りに挑戦する方は、ぜひここで紹介する内容を参考にイメージ通りのプリントTシャツを作ってみてください!

印刷方法1:シルクスクリーンプリント

Tシャツプリントにおける定番中の定番とされる印刷方法が「シルクスクリーンプリント」です。アパレルメーカーなどから市販されているプリントTシャツの多くは、この印刷方法が採用されています。

シルクスクリーンプリントは、初めに穴の開いた版と呼ばれる型を作ります。版を作ったら、そこにインクを流し込み、Tシャツのボディに直接色を乗せるように刷ります。印刷に使用する版は、1柄ごと・1色ごとに1版作るのが基本で、さらに他の色を使うときは新たに版を作成します。

シルクスクリーンプリントは大量生産に最適!

シルクスクリーンプリントは、印刷に使用する版を1つ作ってしまえば、その版を使って何枚でも同じTシャツを刷ることができます。1つの版で何枚も同じデザインのTシャツを作れるシルクスクリーンプリントは、プリントTシャツを何十枚・何百枚と大量に作成するときに便利な印刷方法です。

シルクスクリーンプリントは仕上がりが美しい!

大量生産に適した印刷方法であるシルクスクリーンプリントは、仕上がりが美しいことでも知られています。
アパレルメーカーから販売されている市販のプリントTシャツの多くは、シルクスクリーンプリントを採用していることからも分かるように、さまざまな技法を用いて加工を工夫することで、濃い色・浅い色のどちらを刷っても発色が良く、美しく仕上げることができるのが特徴です。

デザインのサイズによって価格が変わる!

印刷方法にシルクスクリーンプリントを選んだ場合、校正代金にはTシャツ本体の他、版代やプリント代が含まれています。選ぶデザインデータによって、2つの版が必要な場合は、校正代金にあらかじめ2つの版代が含まれています。ただ、表示されている合計価格はTシャツプリントのサイズによって変動するため注意が必要です。
プリントサイズは、スモールサイズ・レギュラーサイズ・エクストラサイズといったように複数のサイズを選択できますが、選んだサイズに合った版をそれぞれ用意する必要があるため、大きなサイズを選んだ場合は校正料金が少々高くなる可能性があります。
プリントサイズには、他にもオールオーバーというTシャツからはみ出した状態で全体にインクをプリントできる手法もあり、デザインのサイズに合わせてプリントサイズを自由に選べるのもシルクスクリーンプリントのメリットです。

印刷方法2:転写プリント

フルカラー印刷とも呼ばれる「転写プリント」は、転写プリント専用のシートにプリンターでデザインやロゴを印刷し、Tシャツにプリントする部分だけを綺麗に切り取ってボディにプレス圧着する印刷方法です。
シルクスクリーンプリントの場合、1柄ごと・1色ごとに版を1つ作ってインクを刷り込みますが、シルクスクリーンプリントの場合はどのようなデザインであっても、色をいくつ使っていても専用シート1枚で印刷することができます。

フルカラーで印刷できる転写プリント

転写プリントの最大の特徴は、Tシャツにフルカラーで印刷できることです。
シルクスクリーンプリントのように版を使ってインクを生地に乗せるのではなく、専用の転写シートにデザインやロゴを印刷してTシャツのボディに圧着させるので、使用する色が増えても1枚の転写シートさえあればプリント可能です。
カラフルなデザインやロゴで数十種類の色を使っていても、全ての色を発色よく鮮明にTシャツのボディにプリントできます。多色プリントや小さな文字・細かいデザインをTシャツプリントするときは、写真などのデザインもプリント可能な転写プリントがおすすめです。

転写プリントは素材を選ばない!

転写プリントのもう一つの特徴は、素材を選ばないことです。シルクスクリーンプリントはTシャツの素材によっては向かないものがあります。一方、素材を選ばない転写プリントは、他の印刷方法ではできない素材にも鮮明で細かいプリントができるといったメリットがあります。
様々な素材に対応している転写プリントですが、専用の転写シートをTシャツボディに圧着する必要があるため、その部分だけはゴワついてしまうという弱点もあります。専用の転写シートの質感はビニールに近いので、洗濯を繰り返すうちにプリント部分がよれることがあります。

印刷方法3:インクジェットプリント

「インクジェットプリント」は、Tシャツのボディに対して直性インクを吹きかけてプリントする印刷方法です。シルクスクリーンプリントのように版を作る必要がないため、少ない枚数からオリジナルのプリントTシャツが作れます。

専用の機器にプリント前のTシャツをセットして、デザインやロゴをフルカラーで印刷できます。グラデーションや写真など、細かいデザインやたくさんの色を使ってプリントTシャツを作成したい場合におすすめの印刷方法です。

自然で柔らかい手触りに仕上がるインクジェットプリント!

インクジェットプリントの魅力は、フルカラーのデザインをプリントしても自然で柔らかい手触りに仕上がることです。Tシャツの生地に直接インクを吹きかけるので、生地にインクがなじみ、加工した表面も生地の風合いを損なうことなく柔らかい感じに仕上がります。
ただ、直接インクを吹きかけることで色が霞んだ感じになるため、インクジェットプリントに比べるとやや発色が劣ります。

フルカラーのTシャツプリントを少量で注文できる!

フルカラーのTシャツプリントを作ることができ、なおかつ版を必要としないため、少量注文に向いているのもインクジェットプリントの特徴です。シルクスクリーンプリントと同様に、ポリエステル生地のTシャツには向いていません。
Tシャツのボディが淡い色の場合はグラデーションなどの柔らかいデザインとの相性がよく、色褪せや掠れを表現したいときは、ブラックなどの色の濃いものが向いています。

今回は、Tシャツプリントにおける印刷方法として3つの代表的な印刷方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。このほかにも、Tシャツプリントの印刷方法は色々ありますが、基本となる印刷方法を知っておくだけでもプリンTシャツ作りをよりスムーズに進めることができます。

定番のシルクスクリーンプリントをはじめ、あらゆる素材に対応した転写プリント、少量注文に適したインクジェットプリントは、プリントTシャツを作る上でどれもよく聞く印刷方法です。これらの印刷方法は、どれも特徴や仕上がり具合、相性のいい生地などが異なるため、プリントTシャツの用途やデザインを考慮しながら適切な印刷方法を選ぶことが大切です。

以上、Tシャツプリントの代表的な印刷方法まとめでした!!